どうも皆様、ゆ~さぎです。
前回、タダで貰ったママチャリをほぼ全分解して、BBをオーバーホールしました。
今回は前輪のハブとフォーク周りのオーバーホール編です!
↑これが前輪ハブです。玉押しとそれを固定する薄いナットがついています。
上玉押しを薄いスパナなどで押さえて、上の玉押しを固定する薄いナットを緩めます。
そしてここで私は玉押しと固定しているナットを外しそのままシャフトを抜きました。
というのも、ハブから飛び出ているボルトの長さがわからなくなるし、マーカーとかで記録しておくのも面倒なのでそのまま片方の玉押しはつけたままシャフトを抜き取っちゃったほうが楽だからです。
このベアリング、シャフトなどはパーツクリーナーで綺麗にお掃除してあげて...
ハブの受け側にグリスを詰めてあげてそこに丁寧にベアリングを元通り入れてあげて...
とするんですが、ここで片方の玉押しはシャフトに残しておいたのが活きます。
というのも片方のベアリングを詰め終わったら、ベアリング詰めたほうに玉押しがついている側からシャフトを通してあげることでホイールをひっくり返してもベアリングがこぼれたりすることもなくて...
しかももう片方のベアリングを入れるときは真ん中にシャフトが通った状態なので真ん中のとこにベアリングが落ちることもないので整備しやすいのです。
ということで、あとは玉押し類を元通りにして、玉押しの調整をしてあげればフロントハブのオーバーホールは終了です。
お次はヘッド周りのオーバーホールに入ります。
いきなりフォークが抜かれてしまっていますが、ここは本来ステムを抜いてから...
フォークの一番上の大きなナット(スパナで言えば32mmとかだった気がします。)を外して、カゴのステー、ワッシャー、2枚目の写真に写っている玉押しの部品(フォークの下にある円形のやつです)を回して取るとフォークが抜けます。
ベアリング類に関しては...
こんな感じでグリスでひっついていますが外れます。
フォーク上だけでなく下側にもベアリングがあるので注意です。グリスでひっついてる場合は落ちてきませんがくっついてなかったらフォーク側についてくるかも。
あとはベアリング類、ベアリングの受け側などはパーツクリーナーで綺麗に掃除して...
グリスを詰め直して元に戻すのですが...
そうです、カゴのステーがないと実は一番上の大きいナットを締めても隙間があって締め込みきれません(実は個体によってはいけちゃうやつもありますがそれは例外です)
なので前輪とかカゴとか全部とりあえずつけちゃいます。
こんな感じになったら...フォークの玉押しの調整もしやすくなります。
フォークの調整はさっきの「2枚目の写真に写っている玉押しの部品(フォークの下にある円形のやつです)」と説明した円形のものがヘッドチューブのすぐ上についてると思いますが、これを締めたり緩めたりで調整します。
フォークの動きがガタがなく適度ないい動きになったら全部戻して一番上の大きいナットを締め込んであげて終了です。
そしてステムですが...
純正に戻すのも面白くないので余っていた...
これを使用。カゴとかにいい感じの逃げがあってぴったりでまるで元からこのステムだったみたいになっています。
ハンドルは純正を使用します。
ステムとハンドルを分離するのですが片方のグリップを頑張って引き抜いて切らずに生かすことができました。
そしてステムに移植して...
カゴとステムのクリアランスがほぼないのでここの時点でハンドルとステムは固定しておきます。
そしてステムを車体に装着したらとりあえずフロント周りのオーバーホールは終了。
この時点でこんな感じです。
泥除け固定のためにとりあえずフロントブレーキはキャリパー、ブレーキレバーの共に固定していますが、実はフロントキャリパーブレーキは交換予定なのでこれは仮止めになっています。
さすがに純正のシングルピポッドのキャリパーブレーキはペラペラすぎて制動力が弱いですからね...。
次回のタダで貰ったママチャリの記事は、リアハブのオーバーホールやクランク類など駆動系のほうのオーバーホールの記事になります!
今回の記事はここで終わりです!
ここまで読んでいただきありがとうございました!ゆ~さぎでした!